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城ケ島の雨 [童謡・唱歌]



      城ヶ島の雨            作詞 : 北原白秋
                       作曲 : 梁田 貞

  あめはふるふる じょうがしまのいそに   雨はふるふる 城ヶ島の磯に  
  りきゅうねずみの あめがふる       利休鼠の 雨がふる
  あめはしんじゅか よあけのきりか     雨は真珠か 夜明けの霧か
  それともわたしの しのびなき       それとも私の 忍び泣き

  ふねはゆくゆく とおりやのはなを     舟はゆくゆく 通り矢のはなを
  ぬれてほあげた ぬしのふね        濡れて帆上げた ぬしの舟

  ええ ふねはろでやる           ええ 舟は櫓でやる 
  ろはうたでやる              櫓は唄でやる
  うたはせんどうさんの こころいき     唄は船頭さんの 心意気

  あめはふるふる ひはうすくもる      雨はふるふる 日は薄曇る
  ふねはゆくゆく ほがかすむ        舟はゆくゆく 帆がかすむ





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庭の千草 [童謡・唱歌]



      庭の千草             作詞 : トーマス・ムーア
                       翻案 : 里見 義
                       アイルランド民謡

1 にわのちぐさも むしのねも        庭の千草も 虫の音も
  かれてさびしく なりにけり        枯れて淋しく なりにけり
  ああしらぎく ああしらぎく        ああ白菊 ああ白菊
  ひとりおくれて さきにけり        一人遅れて 咲きにけり

2 つゆにたわむや きくのはな        露にたわむや 菊の花
  しもにおごるや きくのはな        霜におごるや 菊の花
  ああ あわれあわれ ああしらぎく     ああ 哀れ哀れ ああ白菊
  ひとのみさおも かくてこそ        人の操も かくてこそ






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雨降りお月さん [童謡・唱歌]



     雨降りお月さん         作詞 : 野口 雨情
                     作曲 : 中山 晋平

1 あめふりおつきさん くものかげ     雨降りお月さん 雲の蔭 
  およめにゆくときゃ だれとゆく     お嫁にゆくときゃ 誰とゆく
  ひとりでからかさ さしてゆく      ひとりで傘 さしてゆく
  からかさないときゃ だれとゆく     傘ないときゃ 誰とゆく
  シャラシャラシャンシャン すずつけた  シャラシャラシャンシャン 鈴付けた
  おうまにゆられて ぬれてゆく      お馬にゆられて 濡れてゆく

2 いそがにゃおうまよ よがあける     いそがにゃお馬よ 夜が明ける
  たずなのしたから ちょいとみたりゃ   手綱の下から ちょいと見たりゃ
  おそででおかおを かくしてる      お袖でお顔を 隠してる
  おそではぬれても ほしゃかわく     お袖は濡れても 干しゃ乾く
  あめふりおつきさん くものかげ     雨降りお月さん 雲の蔭     
  おうまにゆられて ぬれてゆく      お馬にゆられて 濡れてゆく





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早春賦 [童謡・唱歌]



       早春賦           作詞 : 吉丸一昌
                     作曲 : 中田 章

1 はるはなのみの かぜのさむさや    春は名のみの 風の寒さや
  たにのうぐいす うたはおもえど    谷の鶯 歌は思えど
  ときにあらずと こえもたてず     時にあらずと 声も立てず
  ときにあらずと こえもたてず     時にあらずと 声も立てず

2 こおりとけさり あしはつのぐむ    氷解け去り 葦は角ぐむ
  さてはときぞと おもうあやにく    さては時ぞと 思うあやにく
  きょうもきのうも ゆきのそら     今日も昨日も 雪の空
  きょうもきのうも ゆきのそら     今日も昨日も 雪の空

3 はるときかねば しらでありしを    春と聞かねば 知らでありしを
  きけばせかるる むねのおもいを    聞けば急かるる 胸の思いを
  いかにせよとの このごろか      いかにせよとの この頃か
  いかにせよとの このごろか      いかにせよとの この頃か






埴生の宿 [童謡・唱歌]



      埴生の宿          作詞 : ジョン・ハワード・ペイン
                    訳詞 : 里見 義
                    作曲 : ヘンリー・ローリー・ビショップ

1 はにゅうのやども わがやど     埴生の宿も  わが宿
  たまのよそい うらやまじ      玉の装い  羨まじ
  のどかなりや はるのそら      のどかなりや  春の空
  はなはあるじ とりはとも      花はあるじ  鳥は友
  おお わがやどよ          おお わが宿よ
  たのしとも たのもしや       楽しとも  たのもしや

2 ふみよむまども わがまど      書読む窓も わが窓
  るりのゆかも うらやまじ      瑠璃の床も  羨まじ
  きよらなりや あきのよわ      清らなりや  秋の夜半       
  つきはあるじ むしはとも      月はあるじ  虫は友
  おお わがまどよ          おお わが窓よ
  たのしとも たのもしや       楽しとも  たのもしや





七つの子 [童謡・唱歌]




       七つの子           作詞 : 野口 雨情
                      作曲 : 本居 長世

1 からすなぜなくの からすはやまに    烏なぜ鳴くの 烏は山に

  かわいななつの こがあるからよ     可愛七つの 子があるからよ

  かわいかわいと からすはなくの     可愛 可愛と 烏は啼くの

  かわいかわいと なくんだよ       可愛 可愛と 啼くんだよ

  やまのふるすへ いってみてごらん    山の古巣へ 行って見て御覧

  まるいめをした いいこだよ       丸い眼をした いい子だよ





一月一日 [童謡・唱歌]



      一月一日          作詞 : 千家尊福
                    作曲 : 上 真行

1 としのはじめの ためしとて     年の始めの 例とて  
  おわりなきよの めでたさを     終わりなき世の めでたさを
  まつたけたてて かどごとに     松竹たてて 門ごとに
  いおうきょうこそ たのしけれ    祝う今日こそ楽しけれ

2 はつひのひかり さしいでて     初日の光 差し出でて
  よもにかがやく けさのそら     四方に輝く 今朝の空
  きみがみかげに たぐえつつ     君が御影に 比えつつ
  あおぎみるこそ とうとけれ     仰ぎ見るこそ 尊けれ





旅愁 [童謡・唱歌]



        旅 愁           作詞 : 犬童 球渓
                      作曲 : ジョン・P・オードウェイ

1 ふけゆくあきのよ たびのそらの     更け行く秋の夜 旅の空の
  わびしきおもいに ひとりなやむ     わびしき思いに 一人悩む
  こいしやふるさと なつかしちちはは   恋しや故郷 懐かし父母
  ゆめじにたどるは さとのいえじ     夢路にたどるは 故郷の家路
  ふけゆくあきのよ たびのそらの     更け行く秋の夜 旅の空の     
  わびしきおもいに ひとりなやむ     わびしき思いに 一人悩む

2 まどうつあらしに ゆめもやぶれ     窓うつ嵐に 夢も破れ
  はるけきかなたに こころまよう     遥けき彼方に 心迷う
  こいしやふるさと なつかしちちはは   恋しや故郷 懐かし父母
  おもいにうかぶは もりのこずえ     思いに浮かぶは 杜の梢
  まどうつあらしに ゆめもやぶれ     窓うつ嵐に 夢も破れ
  はるけきかなたに こころまよう     遥けき彼方に 心迷う





冬景色 [童謡・唱歌]



       冬景色          作詞 : 不詳
                    作曲 : 不詳

1 さぎるきゆる みなとえの      さ霧消ゆる 湊江の  
  ふねにしろし あさのしも      舟に白し 朝の霜
  ただみずとりの こえはして     ただ水鳥の 声はして
  いまださめず きしのいえ      いまだ覚めず 岸の家

2 からすなきて きにたかく      烏啼きて 木に高く
  ひとははたに むぎをふむ      人は畑に 麦を踏む
  げにこはるびの のどけしや     げに小春日の のどけしや
  かえりざきの はなもみゆ      返り咲きの 花も見ゆ

3 あらしふきて くもはおち      嵐吹きて 雲は落ち      
  しぐれふりて ひはくれぬ      時雨降りて 日は暮れぬ
  もしともしびの もれこずば     若し灯火の 漏れ来ずば
  それとわかじ のべのさと      それと分かじ 野辺の里





故郷を離るる歌 [童謡・唱歌]



      故郷を離るる歌     作詞 : 吉丸一昌
                  作曲 : ドイツ民謡

1 そののさゆり なでしこ かきねのちぐさ         
  きょうは なれをながむる おわりのひなり     
  おもえばなみだ ひざをひたす さらばふるさと  
  さらばふるさと さらばふるさと ふるさとさらば (繰り返し)

2 つくしつみし おかべよ やしろのもりよ
  こぶなつりし おがわよ やなぎのどてよ
  わかるるわれを あわれとみよ さらばふるさと
  さらばふるさと さらばふるさと ふるさとさらば (繰り返し)

3 ここにたちて さらばと わかれをつげん
  やまのかげのふるさと しずかにねむれ
  ゆうひはおちて たそがれたり さらばふるさと
  さらばふるさと さらばふるさと ふるさとさらば (繰り返し)

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1 園の小百合 撫子 垣根の千草
  今日は 汝をながむる 最終の日なり
  おもえば涙 膝をひたす さらば故郷
  さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば   

2 つくし摘みし 岡辺よ 社の森よ
  小鮒釣りし 小川よ 柳の土手よ
  別るる我を 憐れと見よ さらば故郷
  さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば   

3 此処に立ちて さらばと 別れを告げん
  山の蔭の故郷 静かに眠れ
  夕日は落ちて たそがれたり さらば故郷
  さらば故郷 さらば故郷 故郷さらば 
  




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